2010/07/18

カード集めに気軽に数万円突っ込んでしまう強烈魅力「ブラウザ三国志」

腰やられてブログを放置してた理由を説明するために
更新2回分を無駄にしてしまったけど、
そもそも俺ってば、ブラウザゲームの話してましたね。
いちおう今回がブラウザゲームの最後の話の予定。
最後は、「ブラウザ三国志」!!


「ブラウザ三国志」


「ブラウザ三国志」は、マフィアウォーズや怪盗ロワイヤルとは
毛色の異なるゲームシステム。
しかし、基本的には同じような構造を持っている。
そして何より、ユーザーのハートを強烈に捕えることに
成功したブラウザゲームだ。

「ブラウザ三国志」の特徴は2つある。
1つめは、複雑、詳細な育成システム。

「ブラウザ三国志」


おそらく、コーエイの「三國志」シリーズを参考にしたためと思われる。
ブラウザゲーム全般について書いた時触れた、
金に該当するモノのバリエーションが多い。
石材、木材、金、鉄…といった感じ。

コーエイの「三國志」シリーズはシミュレーションゲームなので、
RPGシンプルにしたブラウザゲームとは、
全然ゲームシステムが違うじゃないか!と思われるかもしれない。

シミュレーションゲームの定義にもよるが、
RTSやウォーシミュレーションゲームのように、戦略・戦術を楽しむ
ゲームをシミュレーションゲームと定義すると、
コーエイの「三國志」シリーズはシミュレーションゲームではない。
そもそも、戦略、戦術を楽しむことをコアコンセプトにしていない。
もし戦略、戦術を楽しむことをコアコンセプトにするのであれば、
兵士数×武将の能力によって戦力が決定するというような
ゲームシステムにはしない。
また、ゲームスタート時に、国によって大きな戦力差がついているという
ゲームバランスにはしない。

コーエイの「三國志」シリーズは三国志(演義)の世界を楽しむことが
コアコンセプトだ。
世界を楽しむというコンセプトは、まんまRPGのコンセプトだ。
よって、RPGをシンプルにしたゲームであるブラウザゲームとの
親和性は高い。


2つめの特徴は、カードというアイテムの存在。

「ブラウザ三国志」


「ブラウザ三国志」には、三国志の武将キャラクターが、
カードというアイテムとして存在する。
武将(カード)を集めれば、戦力が強化される。
武将(カード)は、ゲーム内のポイントを使って、
「ブショーダス」という
某カードダスのような機能から入手する。
入手できるカードはランダムで選ばれるので、
必ずしも狙ったカードが出てくるとは限らない。

「ブラウザ三国志」のハマりポイントはココだ!
切手やビックリマンシール、キン肉マン消しゴム、
マジックオブギャザリングのカードのように、
ついついレア武将(カード)が欲しくて集めてしまう。
そもそもオリジナルキャラのカードではなく、
三国志の武将キャラの武将(カード)なので、
「集めたい」というモチベーションも起きやすい。
(三国志のキャラクターには版権があるワケじゃないので、
 版権コストがかからず、作り手にも優しい企画だ)


武将(カード)を入手するためのポイントは、普通にゲームを遊んでいるだけでも、
少しずつ蓄積される。
なので、何枚かの武将(カード)は無料で入手できる。
これがプレイヤーにとっては甘い罠!
気付くともっと武将(カード)が欲しくなり、
最終的には気軽に数万円突っ込んでしまっているのだ。
恐るべし「ブラウザ三国志」!

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