2010/07/01

あァァァ~~~ッ!また盗まれてるゥっー!!な怪盗ロワイヤルのおもしろさとは


怪盗ロワイヤル

怪盗ロワイヤルは、前回書いた「MAFIA WARS」のシステムを踏まえつつ、
3つの特徴で、
飽きが来ない+
ユーザーがお金を払いたくなっちゃう
システムを実現してる。

1つめの特徴は、おそらくタイトル(ロワイヤル)の理由にもなってる、
「お宝」というアイテムの存在。
「お宝」は、ゲームを進行することで入手可能なアイテム。


怪盗ロワイヤルのお宝


その名の通り、お宝的性質を持っていて、
コレクションすることがプレイヤーの目的になる。
それだけじゃない。
お宝を入手するには、他プレイヤーから奪うという手段がある。
他プレイヤーから奪うには、他プレイヤーと対戦して勝てばよい。
他プレイヤーと対戦して勝つには、
相手より能力が優れている必要がある。
したがって、そのためにお金を払ってでもキャラクターを
強くしようとする。

前々回書いたとおり、他プレイヤーと対戦するという要素は、
ほとんどのブラウザゲームが持ってる。

それがプレイヤーがお金を払うモチベーションになっている。
「怪盗ロワイヤル」は、さらにお宝の奪い合いと、
お宝のコレクションという要素を絡めることで、
より競争性の高いゲームシステムにしてる。

2つめの特徴は、ボスキャラクターがいるところ。
ブラウザゲームには、「仕事」をこなすという要素があるけど、
怪盗ロワイヤルの場合、一定数仕事をこなすと、
ボスキャラクターとの戦闘というイベントが発生する。
これが、ゲームにリズムとアクセントを生み、飽きがくるのを軽減してくれる。


怪盗ロワイヤルのボスキャラクター


ボスキャラクターとの戦闘は通常のゲームシステム部分と比較して、凝っている。
ドラクエの戦闘のような、コマンドを選んでボスにダメージを与え、
倒すというもの。
ボスを倒した時には達成感を味わえる程度に緊張感がある。。

3つめの特徴は、ストーリーがあるところ。
ストーリーといっても、人間の内面の深いところまで描くような
深いテーマ性があるものでも、
過去の因縁やらが絡んでくるような
劇的なドラマ性があるものでもない。

せいぜいボスキャラクターのバックグラウンドストーリーがある程度。
格闘ゲームのキャラクタープロフィールといったレベル。
でもそれがいい。
ブラウザゲームは、ある程度まとまった時間の確保できる時
(つまりオフの日)に、長時間ゲームの世界に浸るような
プレイスタイルではない。

バスや電車の車内や、人を待っている時間のような隙間時間に、
何回も繰り返しアクセスして楽しむというプレイスタイルだ。
複雑な構成をもったストーリーや、複線が絡み合うようなストーリーは、
(たとえ堪能したくとも)堪能することができない。
サクッと遊べてサクッと楽しめる。
そのために最適なスケールのストーリーといえる。

つまり、怪盗ロワイヤルは、後発なだけに先駆者をよく研究しており、
バッチリ不足点を補っていて素晴らしいゲームシステムだと思う。

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