2010/07/01

ハマるユーザーを続出させるブラウザゲーム「Mafia Wars」の特徴

このシステムの火付け役と言える、
zinga社の「Mafia Wars」がよくできてる。
元はフェイスブック用のソーシャルアプリ。

「Mafia Wars」フェイスブック版


iPhone版も出てる。

「Mafia Wars」iPhone版


ギャングになって、薬の売買やら殺しやらといった
裏家業をこなしながら、のし上がってくゲーム。
大まかなゲームシステムは、昨日のブログに書いたものと概ね同様。

このゲームの試みの一つに、ジョブというのがあって、
指定日時にアクセスすることで、通常の仕事や、
資産で手に入るよりも多くの金が入手できるって仕組み。
でも、約束の時刻に遅れると、手に入るお金がどんどん減って行く。
これはドキドキするね!ゲームにアクセスすること自体がゲームになってる。
とりわけiPhoneはいつでも持ち歩いてるもんだから、非常に相性がいい。
結果、ついついアクセスしてしまって、ハマっていく…って流れができあがるワケ。

ただ欠点もあって、所詮パラメーターを上昇させて行くだけ。
ストーリーがないから飽きが来ちゃうんだよね。

反面、ストーリーがないことは制作上のメリットでもある。
「Mafia Wars」はまったく同じシステムで、設定だけ変更した
クローンのようなゲームが他にも出ている。
設定をホラーに変更した「Vampire Wars」だとか。
設定をレースに変更した「STREET RACING」だとか。
ストーリーがないので、設定と絵を変更するだけで、
いくらでも他のゲームができちゃうんだよね。
デベロッパーにしてみれば、コストを安くしながら、
いくつもの異なるユーザー層に訴求することができる。
これは大きなメリットだと思う。
…あくまでデベロッパーにとっては。

さっきも書いたとおり、ユーザー的には飽きちゃうシステムなので。
一方、この問題をうまく解決してるのが、モバゲータウンの
「怪盗ロワイヤル」。

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